ビタミン不足が原因?

アルコール筋症は、アルコールを摂取すると起こる筋線維が破壊される疾患で、筋力低下や消耗を引き起こす事がわかりました。
それでは、少しでもこの症状を和らげる方法はないのでしょうか。

 

実はこれに関する研究があります。

 

要約すると
・ビタミンD欠乏症はミオパシーの原因として良く知られている。
・またアルコールの過剰摂取はしばしばビタミンD低下と関係があるとも言われる。
・今回発表された新しい研究はアルコール性ミオパシーとビタミンD欠乏症の関係について調べたもの。
・ビタミンD欠乏症が慢性アルコール中毒者にみられるミオパシーの原因と一部関係しているかもしれないという。

 

つまり、ビタミンD欠乏症患者はミオパシーになりやすく、アルコール依存症患者もミオパシーになりやすいという観点から研究を行ったようですね。

 レビューはPubMedにある1985年1月から2011年9月の間に発表されたアルコール性ミオパシーおよびビタミンD低下性ミオパシー(n=93)の研究を元に解析を行った。
 ウィジニア氏は今回のレビューの結果から慢性アルコール中毒者の筋力低下とビタミンD、リン酸塩さらにマグネシウムの欠乏は相互に関係している可能性があることが分かったと説明している。
 さらに、これまではアルコール性の筋疾患と栄養成分の欠乏は無関係であるとされてきたが、今回のレビュー結果は異なるものでアルコール性ミオパシーとビタミンD欠乏との関連性を示唆するものであったと語っている。

参考文献『ビタミンDの欠乏はアルコール筋症の交絡因子であるか

そもそもお酒を飲まなければ発症しない!

上記の論文や仕組みを考えると、お酒を飲む事で以下の原因が考えられます。

 

・たんぱく質の合成量が阻害される。
・ビタミンDが低下する。

 

結論から言うと「体質にも関わるので飲まなければ発症しない」ということです。

 

それでも「お酒を飲みたい!楽しみたい!」そのような人は以下を目安にしてみてください。

 

筋肉にに悪影響を与えず、健康にもよいアルコールの摂取量とは「1日あたりエタノール60g」と言われています。ビールに換算すると1日約1.2リットル、ウイスキーなら約150ミリリットルです。

 

しかし、これは「お酒に弱くない人」の量であるため、アルコール筋症に成りやすい人なら「ビール1日約0.6リットル、ウイスキーなら約75ミリリットル」ぐらいの量に控えるべきでしょう。

 

この後の項目では、私の体験からアルコール筋症(ミオパチー)の痛みが出にくい対処法を書きましたので、よろしければ参考にしてみて下さい。