アルコールが筋肉を壊す!?

アルコール性ミオパチー?アルコール筋症?アルコールミオパチー?
聞き慣れない言葉ですが、これは一体どのような症状なのでしょうか。

 

アルコールと筋肉に関係性があるのを知っていますか?
スポーツ選手といえば大酒飲みのイメージもありますが、実はこれは非常に良くないことなのです。

 

アルコールを摂取すると、筋力低下とともに筋痛、血中へのミオグロビンの溶出、筋線維の部分的壊死などが起こると報告されています。

 

したがって、スポーツ選手が二日酔いをするほど痛飲してしまうのは、プロとしてもってのほかと言えるでしょう。特にトレーニング後にお酒を飲んでしまうと、筋のタンパク合成自体が著しく低下してしまうため超回復の効果が期待できず無駄に終わってしまいます。

 

さらに、アルコール筋症(ミオパチー)は、随意筋だけでなく心筋でも起こるとされています。
二日酔いで「身体がだるい」「力が入らない」という症状は、実は筋肉が壊死したり心筋が弱ってるという可能性もあるのです。

アルコール筋症(ミオパチー)について

これが長期にわたって常飲していると筋力低下と筋の萎縮が慢性的に起きます。
これを「慢性アルコール筋症(ミオパチー)」と呼ぶのです。

 

アルコール依存症患者の40-60%がアルコール筋症(ミオパシー)に罹ると言われており、アルコール依存症患者が痩せて筋肉も衰えているのは不摂生なだけではなく筋力の低下の影響を受けているからなのです。

 

また、筋力の低下は、それまでの総アルコール摂取量に比例するといわれています。
ちなみにラットの実験では、アルコールを含む餌を16週間摂取したラットは、血中IFG-1濃度と骨格筋のタンパク合成量がともに約40パーセント低下したそうです。

 

こちらの書籍を参考にしました。
簡単にできるスロートレーニングを提唱しているボディービルダーでもある東大教授です。